2021年4月11日、日本人初のマスターズ制覇を成し遂げたプロゴルファー・松山英樹。その快挙は、なんの前触れもなく訪れたようにも見えた。年明けからマスターズまでの10戦で２回の予選落ち。トップ10入りすら果たせていなかった。これまでも常に試行錯誤の日々を過ごしてきたが、大いなる悲願達成の裏にはどんなSCRAP AND BUILD（破壊と創造）があったのか。それ以降も東京オリンピックでの惜敗、ZOZOチャンピオンシップ優勝など、激動の１年は続いた。その過程を歩む心の内は、１つの頂きに辿り着いたことで、どんな変化があったのか。そして、見据える新たな目標とは。ゴルフネットワーク海外中継解説陣を代表して内藤雄士が松山英樹に独占インタビュー。そこで松山自身が語った真実を、佐藤信人と杉澤伸章が、８年間チームメンバーとして共に歩んできたトレーナーの飯田光輝、かねて親交のある佐伯三貴の視点を交えて、松山英樹の2021年を振り返る。

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