石川遼挑戦記?2012春　番組宣伝動画

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石川遼挑戦記?2012春　みどころ

今回は、「2012春」と題し、2012年の開幕からマスターズまでを追った。

2012年シーズンを「ソニーオープンインハワイ」でスタートした石川遼。「20歳でマスターズ優勝」を夢に掲げている石川にとって、マスターズに自力出場を果たすためには、マスターズまでに世界ランキングを50位以内に上げることは絶対条件だった。

その中にあって、1月の「ファーマーズインシュランスオープン」では13位、2月の「WGC-アクセンチュアマッチプレーチャンピオンシップ」では昨季FedExCup王者のビル・ハースを相手に、新聞各紙が「大逆転勝利！！」と報道するほどの劇的な勝利を挙げた。

そんな折、マスターズ委員会は石川を「特別招待選手」としてマスターズに招くことを決定。晴れてマスターズへの出場を決めた石川は、世界ランキングの呪縛から解き放たれたかのように3月の「プエルトリコオープン」で自身の海外ツアー最高位を更新する単独2位に入る活躍を見せた。その結果、石川はPGAツアー本格参戦への足がかりともいえる「スペシャル・テンポラリー・メンバー（STM。詳細後述）」の資格を獲得した。
そして石川にとって【 夢への挑戦 】ともいえるマスターズを迎えた。

番組では、石川が夢に向かって奮闘する姿を、プレーシーン、インタビューを交えてお届けする。20歳の試練をどう乗り越えていくのか。ぜひお見逃しなく。

スペシャル・テンポラリー・メンバー（STM）とは？

現在、PGAツアーメンバーではない選手がPGAツアーに出場できる試合数は年間で12試合、そのうち主催者推薦による出場は７試合に限られている。しかし、前年度のPGAツアー賞金ランキング150位相当の額（2011年でいえばジェイソン・ボーンの41万1943ドル）を超えた上で、所定の手続きを取ることによりそれらの出場試合数制限が撤廃される。それが「スペシャル・テンポラリー・メンバー」だ。

さらに、この権利を利用して、推薦による出場試合数を増やして今季終了時点でのPGAツアー賞金ランキングで125位以内に入れば、来季のシード権が手にすることができる。 そこまでの道筋が見える点をとっても、STMはPGAツアー本格参戦への足がかりとなるものだ。