賞金ランク首位の藤田、7位タイ発進! 石川は13位タイ
2012年11月22日(木)午後4:11
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国内男子ツアーのフルフィールド最終戦、カシオワールドオープンゴルフトーナメントが22日、高知県のKochi黒潮カントリークラブを舞台に開幕。黄重坤、S・K・ホの韓国勢2人が7アンダー65をマークして首位タイに立つ中、今季2勝目を目指す石川遼はノーボギーの3アンダー69で回り、13位タイとまずまずのスタートを切った。
この日インスタートの石川は、序盤こそスコアカード通りの我慢のゴルフが続くも16番でバーディを奪うと、前半最後の18番でもバーディ。2アンダーで折り返した後半は、4番のバーディ以外はパープレーとなるも、ノーボギーでラウンドして3アンダー69でホールアウト。片山晋呉、金庚泰(韓)、ルーキーの藤本佳則らと並び首位と4打差の13位タイにつけた。
今大会で勝って賞金王を確定させたい藤田寛之は、前半を3バーディ、ノーボギーで回ると、後半に1つスコアを伸ばして4アンダー68。宮里優作、谷原秀人らと共に優勝射程圏内の7位タイで初日の競技を終えている。
一方、逆転賞金王を狙う賞金ランク2位の谷口徹はスコアメイクに苦しんだ。前半は3バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー。巻き返したい後半にも1つスコアを落として2オーバー74とし、予選通過すら危い88位タイと大きく出遅れている。
その他、首位に2打差の3位タイに久保谷健一、上平栄道らが続き、2アンダー70でラウンドした武藤俊憲、矢野東、浅地洋佑らが25位タイにつけている。前週のダンロップフェニックストーナメントで単独2位に入ったアマチュアの松山英樹はイーブンパー72で回り65位タイとなっている。
尚、賞金ランク4位の池田勇太は19日の時点で体調不良により欠場を表明。ディフェンディング・チャンピオンの高山忠洋は発熱のため欠場することが発表された。