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国内男子

石川は12位タイ後退、黄が単独トップに!

2012年11月24日(土)午後4:50

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 国内男子ツアーのフルフィールド最終戦、カシオワールドオープンゴルフトーナメントは24日、高知県のKochi黒潮カントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。首位タイから出た黄重坤(韓)が4バーディ、ノーボギーの4アンダー68で回り、通算13アンダーとして単独トップに立った。また、前日10位タイに順位を上げた石川遼は5バーディ、3ボギーの2アンダー70でラウンドし、通算8アンダーで12位タイにわずかながら順位を落としている。

 2週間前の三井住友VISA太平洋マスターズで2年ぶりの優勝を飾っている石川は前半、1番で幸先良くバーディを奪うも、直後の2番と6番でボギーを叩き、スコアを1つ落として後半へ。すると11番を皮切りに、13番、15番、16番と4つのバーディを決めて猛チャージ。しかし17番をボギーとすると、18番パー5もパーに終わり、この日は2つスコアを伸ばすにとどまった。

 初日から首位(タイ)をキープしてきた黄は、4番までスコアカード通りのゴルフを続けるも、5番から2連続バーディ。その後10番、12番でバーディを奪うと、残りホールはパーで粘り、この日4つスコアを伸ばして単独首位に躍り出た。

 その他上位陣は、首位に1打差の2位タイに、前半5連続を含む6バーディ(1ボギー)のチャージを見せた金庚泰(韓)と上井邦浩。通算11アンダー4位タイに武藤俊憲と久保谷健一が続き、通算10アンダー6位タイには谷原秀人ら3人が並んだ。また、ルーキーの藤本佳則とベテランの平塚哲二が通算9アンダー9位タイにつけるなど、最終ラウンドを前に混戦模様となっている。

 賞金王レースでトップの藤田寛之は2バーディ、1ボギーの1アンダー71でラウンドし、石川らと同じ12位タイ。前日首位タイの宮里優作は2オーバー74と崩れ通算7アンダー20位タイ。アマチュアの松山英樹は通算5アンダー34位タイに後退している。

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