タイガー、ホスト大会で足踏み 単独トップはG.マクドウェル
2012年12月1日(土)午前9:51
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今季未勝利のグラエム・マクドウェル(北アイルランド)がラストチャンスに燃えている。
米男子ツアーの公式競技ではないものの、優勝賞金100万ドル(約8,200万円)のビッグプライズがかかるワールド・チャレンジ(カリフォルニア州、シャーウッドCC)は現地時間30日、第2ラウンドの競技を終了。初日2位タイ発進の“Gマック”ことマクドウェルが6アンダー66をマークし、通算9アンダーで後続に3打差をつけ単独トップに浮上した。
通算6アンダー2位タイにはボ・バン・ペルト(米)、ジム・フューリック(米)、キーガン・ブラッドリー(米)が続き、大会ホストのタイガー・ウッズ(米)が通算5アンダーで前日と変わらず単独5位。この日5アンダー67の好スコアをマークしたリッキー・ファウラー(米)が通算4アンダーで初日のトーナメントリーダー、ニック・ワトニー(米)とともに6位タイに浮上している。
今季のマクドウェルは勝ち星こそないものの、全米オープンで2位タイ、全英オープンで5位タイ、マスターズ(12位タイ)&全米プロゴルフ選手権(11位タイ)でも優勝争いを演じるなど、欧米を股にかけ好シーズンを送っており、足りないのは優勝の二文字だけ。今大会は公式競技ではないものの世界ランクには反映される意義のある戦い。まずまずのシーズンを最高のシーズンに昇格させるため、マクドウェルが追いかけるのはもちろんビッグネームを撃破しての優勝だ。