マスターズに向けてタイで戦う石川! 藤田ら日本勢12人出場
2012年12月6日(木)午後0:15
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石川遼が来季のマスターズ出場権をかけて必死の思いでアジアンツアー、タイランドゴルフ選手権(現地時間6?9日/タイ、アマタスプリングスCC)に挑む。
年末時点での世界ランキングでトップ50に入れば、来季のオーガスタ行きの切符を手にすることができる。現在、石川は79位。来季の大会前のトップ50にも出場権は与えられるが、フィールドの厳しい米男子ツアーを中心にプレーすることを決めているだけに、できれば年内に決めておきたい。今季最後のトーナメントとなる同大会にはディフェンディング・チャンピオンのリー・ウェストウッド(英)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)、チャール・シュワーツェル(南ア)ら世界ランク上位陣がこぞって出場。そのため世界ランキングへの加算ポイントが高く、石川はこれに望みを託しているのだ。
「去年も出て、コースのことは良くわかっている。何とか世界ランクを上げて終わりたい」と言い切った石川。優勝とその向こうに見えるオーガスタの地だけをしっかりと見据えている。
日本勢は他に、日本の賞金王で世界ランク43位でマスターズ出場を確実にしている藤田寛之、アジアンツアー賞金ランキング5位の小林正則、日本オープンゴルフ選手権競技で優勝した久保谷健一のほか、片山晋呉、池田勇太、塚田好宣、上田諭尉、白佳和、丸山大輔、平塚哲二、片岡大育が参戦。トッププレーヤーたちが集まる舞台で金星を狙う。
他に、ダレン・クラーク(北アイルランド)、ジョン・デイリー(米)、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)、フランキー・ミノザ(フィリピン)らも出場し大会を盛り上げる。