世界を股にかけて戦うフォン・シャンシャン（中）が、欧州女子ツアーの最終戦で後続に5ストロークの大差をつけ優勝に王手をかけた。

　同ツアーのオメガ・ドバイ・レディス・マスターズは現地時間7日、UAEのエミレイツGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日上がり3ホール連続バーディで5アンダー67をマークしたフォンが通算18アンダーとし、後続に5打差をつけ単独トップの座を守った。

　今季のフォンは米女子ツアーのウェグマンズLPGA選手権でメジャー初優勝、日本でも3勝を挙げ、ロレックスランキング（女子世界ランキング）6位につけるなど絶好調のシーズンを過ごしてきた。

「今日は最初、少し緊張していましたが、終盤3連続バーディで締めくくれてホッとしています。ここまで良いプレーが出来ているので、このまま自分のゴルフを続けたい。自信はあります」とシーズン6勝目に照準を合わせた。

　ディフェンディング・チャンピオンのレクシー・トンプソン（米）はムービングデーにスコアを伸ばせず通算7アンダー12位タイ、ミッシェル・ウィー（米）も通算3アンダー31位タイにとどまっている。