今季国内ツアーの賞金ランキング3位に食い込んだブレンダン・ジョーンズ（豪）が、自国のナショナルオープンで好位置をキープした。

　現地時間7日に行われた豪州ツアーのオーストラリアン・オープン第2ラウンド（豪州、ザ・レイクスGC）。5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1アンダー71をマークしたジョーンズが通算5アンダーとし、単独首位のマーカス・フレイザー（豪）に1打差の2位タイにつけた。

　初日ジョーンズと同じく2位タイの好発進を切った世界ランク4位のジャスティン・ローズ（英）は、後半スコアを崩して1オーバー73の大誤算。通算3アンダーでスティーブ・ジョーンズ（豪）、マシュー・ゴギン（豪）らと並ぶ5位タイに後退。勝つためには3日目以降の巻き返しが必要になってきた。

　また大会一番人気のアダム・スコット（豪）は、池につかまった11番パー5でナイスリカバリーを見せパーを拾ったものの、1アンダー71の平凡なスコア。通算1アンダーでピーター・シニア（豪）、スチュアート・アップルビー（豪）らと並び16位タイにとどまっている。

　63歳のトム・ワトソン（米）は初日『78』で崩れたが、この日は4アンダー68と前日を10打上回る好スコアを叩き出し、通算2オーバー47位タイで予選を突破。しかし歴代チャンピオンのひとり、ロバート・アレンビー（豪）はカットラインに2打足りず予選落ち。14歳にして松山英樹らを振り切り、アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権に優勝し、来年最年少でのマスターズ出場が待っている中国のグアン・ティンランも通算8オーバー99位タイで残念ながら決勝ラウンド進出を逃している。

　尚、日本勢は今大会に出場していない。