松山、首位タイ浮上! 谷原、横尾ら並走
2013年9月6日(金)午後6:07
前日1組を残して日没順延となった国内男子ツアーのフジサンケイクラシック(山梨県、富士桜カントリー倶楽部)は6日、サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。初日暫定2位タイ発進の松山英樹は1アンダー70で回り、通算6アンダーで首位タイに躍り出た。
およそ2か月ぶりに国内ツアーに参戦した松山は第1ラウンドで5アンダー66をマークして首位に1打差の2位タイにつけたが、この日は一転スコアメイクに苦しんだ。4番でバーディを先行させるも、6番、7番で連続ボギーを叩いて1オーバーで折り返す。それでも後半は、わずか出場7試合で米男子ツアーのシード権を奪取した意地を見せ、終盤に2バーディを奪って1アンダー70。上位陣がスコアを伸ばし切れなかったため、谷原秀人、横尾要、李亨俊(韓)とともに首位タイで決勝ラウンドを迎えることとなった。
そんな中、快調にスコアを伸ばしたのがベテランの片山晋呉。第1ラウンドは37位タイとやや出遅れていたが、この日は出だしの1番こそボギーを叩いたものの、その後上がり5ホールで4つスコアを伸ばすなど6バーディを奪って5アンダー66。ベストスコアタイをマークして通算5アンダー5位タイに浮上した。
その他上位陣は、片山と並ぶ5位タイに第1ラウンド単独首位のヤン・ジホ(韓)、小田孔明、甲斐慎太郎。通算4アンダー9位タイに前週優勝のパク・エスジェイ(韓)、中嶋常幸の長男・中島マサオ、藤本佳則らがつけ、通算3アンダー15位タイに宮本勝昌、片岡大育らが続いている。
ディフェンディング・チャンピオンの金庚泰(韓)は2アンダー69でラウンドして池田勇太、宮里優作、室田淳らと並ぶ27位タイ。藤田寛之は通算2オーバー55位タイのカットラインぎりぎりで予選通過している。一方で、谷口徹が通算6オーバー88位タイ、薗田峻輔が通算10オーバー104位タイで予選落ちを喫している。