欧州ツアーで8度の賞金王に輝いているコリン・モンゴメリー（スコットランド）が、世界ゴルフ殿堂（ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム）入りを果たすことになった。

　7年連続欧州で頂点を極め、90年代の欧州ツアーを引っ張ってきたモンゴメリー。“メジャータイトルに最も近い男”と呼ばれながら、結局、勝てないまま今日に至っているが、その後2005年に賞金王に返り咲くなど、欧州ツアーの看板であることには変わりない。世界のゴルフ界でも大切な存在であり、その貢献が認められてインターナショナル部門で選出された。

　モンゴメリーとともに欧州ツアーをコミッショナーとして牽引したケン・スコフィールド氏らもライフタイムアチーブメント部門で選出。すでに殿堂入りが決まっているフレッド・カプルス（米）らとともに来年5月6日、フロリダ州の世界ゴルフ殿堂で表彰される。