2年後の欧米決戦ライダーカップに向けて、欧州チームの主将選びが佳境に入っている。

　米国チームは65歳のトム・ワトソン（米）を久々に引っ張り出すことをすでに決定している。やる気満々のワトソン中心に、リベンジに向けてのチーム作りを考えているが、欧州チームはまだ主将が決まっていない。

　だが、年明け2戦目のアブダビHSBCゴルフ選手権（現地時間2013年1月17?20日／UAE、アブダビGC）で主将を発表することは決まっている。その最有力候補とされているのが、ダレン・クラーク（北アイルランド）とポール・マクギンリー（アイルランド）の2人だ。

　一部では2人揃って主将を務めるという噂まで飛び出しており、成り行きが注目されている。

　過去6大会で5勝1敗と大きく勝ち越している欧州チーム。特に今年は絶体絶命の大ピンチから大逆転で勝利を収めている。また、世界ランク上位陣も欧州勢が圧倒的に多いこともあり、次回もこの勢いで勝ち続けたいところ。スコットランドのグレンイーグルスが舞台ということもあり、大事な主将選考となるはずだ。