BMW選手権初日、タイガー3位タイ発進! A.スコットは7位タイ
2013年9月13日(金)午前10:34
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米男子ツアーの年間王者争いがヒートアップしている。
同ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第3戦 BMW選手権(イリノイ州コンウェイ・ファームズGC)は現地時間12日、第1ラウンドの競技を終了。8アンダー63をマークしたブラント・スネデカー(米)が単独首位に立ち、1打差の単独2位でザック・ジョンソン(米)が追走する展開となる中、フェデックスカップポイントランク2位のタイガー・ウッズ(米)は5アンダー66で回り3位タイにつけた。同じ組でプレーした同ランク3位のアダム・スコット(豪)はタイガーに1打差の7位タイと、一歩も譲らない戦いを続けている。
現在同ポイントランク1位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)を交えてのラウンドで先手を取ったのはタイガーだ。出だしの10番で幸先の良いバーディ発進。だが、その後はスコアカード通りの我慢のゴルフが続き、2つ目のバーディは17番まで待たなければならなかった。
一方のスコットは14番バーディの後、15番でもバーディを奪取。18番もバーディとして3アンダーで折り返し、前半はタイガーを1打リードした。
後半に入ると、2番、3番でタイガーが連続バーディ。4番は2人揃ってボギーと一進一退のプレーが続く。結局タイガーはこの後、3バーディ、1ボギーで回り5アンダー66として3位タイ、スコットは終盤で2つバーディを重ねて4アンダー67の7位タイと、この日は白熱したままホールアウトした。2人の戦いはまだまだ終わらない。
首位のスネデカーは18ホールで22パットとグリーン上での技を見せ、6連続バーディを奪うなどノーボギーの8アンダー63を叩き出して好発進。タイガーと並ぶ3位タイにチャール・シュワーツェル(南ア)、スティーブ・ストリッカー(米)、ケビン・ストリールマン(米)がつけている。
1アンダー70の18位タイには、フィル・ミケルソン(米)をはじめ、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、ルーク・ドナルド(英)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らが名を連ねており、イーブンパー71の29位タイには全米オープン王者ジャスティン・ローズ(英)、全米プロゴルフ選手権覇者のジェイソン・ダフナー(米)、アーニー・エルス(南ア)らメジャーチャンピオンが並んでいる。
タイガー、スコットと共にプレーしたステンソンは、1オーバー72で39位タイとやや出遅れ気味。かつての世界ランクNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は7オーバー78を叩き66位タイと苦しい初日となった。