キャロウェイゴルフ株式会社は10日、千葉県・成田市内のホテルで会見を行い、今季より米ツアーに本格参戦する石川遼と用具（ボール以外）・アパレルの使用契約を締結したと発表した。契約期間は複数年。

　白のポロシャツと「これまであまり着る機会がなかったが、ゴルフ場にも似合う色」というネイビーのパンツで会見場に姿を現した石川。米ツアーを中心に戦うことを決めた大事な年に用具契約を新たにしたことについて「僕にとって重要な年にキャロウェイのようなグローバルな企業と契約できて嬉しく思っている。キャロウェイのようなグローバルなプレーヤーになりたい」と喜びを語った。

　また、複数社のオファーの中から同社との契約を決めた理由としては「世界中、どこのツアーに於いても強力なサポートが受けられること」と話し、人間的にも尊敬しているというアーニー・エルス（南ア）やフィル・ミケルソン（米）らビッグプレーヤーが同社の契約プロであることも後押しとなったようだ。

「キャロウェイの14本のクラブで挑む試合が楽しみ。大きなサポートのもと、あとは自分のゴルフに集中するだけ」と、戦う準備は万全であることをアピールした石川。同社アレックス・ボースマン社長は石川との契約に至った理由として「メジャートーナメントで優勝できると選手だと思っているから」と述べたが、まずは自身今季初戦となるヒューマナ・チャレンジ（現地時間17日?、カリフォルニア、トリーパインズGC）でしっかり結果を残したいところだ。