タイガー・ウッズ（米）が、プライドを傷つけられた。

　開催を2週後に控えた欧州ツアーのコマーシャルバンク・カタール・マスターズ（現地時間23?26日／カタール、ドーハGC）だが、舞台となるドーハの地元紙が、大会関係者が記者会見で語った内容を掲載。同紙によると関係者は、タイガー・ウッズはアピアランスマネー（出場料）だけで300万ドル（約2億7,000万円）かかり、それだけの額を支払う価値はないという趣旨のコメントを残したとのこと。

　タイガーは、今季の初戦に欧州ツアーのアブダビHSBCゴルフ選手権（現地時間17?20日／UAE、アブダビGC）を選んだが、コマーシャルバンク・カタール・マスターズが行われる週は、米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープン（現地時間24?27日／カリフォルニア州、トリーパインズGC）に出場を予定している。資金が潤沢な中東の試合にビッグネームが出場するたびにその出場料が取り沙汰されてきたが、出場しなければしないでそれも話題にされてしまうようだ。これもスーパースターの宿命か。