1日にダンロップスポーツ社とのゴルフ用具の使用契約締結を発表した松山英樹だが、その周辺はますますにぎやかになっている。

　まず、会見では明かされなかった契約の詳細について。こうした契約の場合、金銭についてはあまり公にされず、周辺取材から推定の物が浮かび上がってくるが、松山の場合は推定年間3億円。契約期間についてもはっきりしなかったが、こちらも3年間と推定されている。

　アマチュア時代にマスターズのローアマ獲得、プロツアーでの優勝を飾った松山だけに、契約オファーは限りなくあった。今回の条件以上の契約を用意したメーカーも少なくなかったというが、プロ入り後もしばらく考えた末、松山は長い間、使い続けてきたクラブとボールを選んだ。

　所属についてはまだ大学4年ということもあり、当面は東北福祉大のまま。だが、卒業後のこちらも気になるところ。さらに、米男子ツアーへの挑戦がどんどん増え、常駐も視野に入れているため、航空会社との契約は必須だ。すでにオファーが数社から来ており、今後も水面下での争奪戦は続きそうだ。