現在開催中の欧州ツアー、アブダビHSBCゴルフ選手権（UAE、アブダビGC）で予選落ちを喫したタイガー・ウッズ（米）が、ライバルと目されるローリー・マキロイ（北アイルランド）について「まだ本当の意味でライバルではない」と語った。

　マキロイがナイキと用具契約を結んだことで、タイガーと同じ“ナイキファミリー”の一員になったのは周知の事実。アブダビでは2人仲良く練習ラウンドを行うなど、世界No.1＆2の話題は尽きることがない。

　周囲の見方は立派なライバル同士。だがタイガーのライバルの定義は少し違うようで、「自分にとってのライバルはフィル（ミケルソン）やアーニー（エルス）、ビジェイ（シン）といった選手たち。彼らとはメジャーで優勝を争ったり、タイトル争いを繰り返して来たからね。でもマキロイとは昨年のホンダ・クラシックくらいしか、本当の意味で優勝争いをしたことはない。大きな大会で優勝を争ってこそライバルと呼べる。そういう関係に早くなりたい」と語っている。

　今回は2人揃って予選落ちを喫する最悪のシナリオだったが、次回の対決では是非上位争いをして欲しいもの。2人が真のライバルになる日が待ち遠しい。