タイガー圧勝ペース 6打リードで残り11ホール
2013年1月28日(月)午前11:52
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タイガー・ウッズ(米)が“自分の庭”ともいえる得意のコースで大会7勝目にまっしぐらだ。
米男子ツアー今季第4戦、ファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間27日、カリフォルニア州サンディエゴ郊外のトリーパインズGC、サウスコースを舞台に濃霧のためサスペンデッドとなった第3ラウンドと最終ラウンドの競技を行い、予選ラウンドを首位でクリアしたタイガー(7ホール終了)が後続に6打差をつけ圧勝ペースをキープした。
この日のタイガーは第3ラウンドでまず3アンダー69をマーク。最終ラウンドの7番パー4のティーショットを放ったところでサスペンデッドを知らせるホーンがコースに鳴り響いた。そこで終了しても良いのだがタイガーの組は7番をホールアウトすることを選択。パーをセーブして通算17アンダー暫定単独トップ。残り11ホールは月曜日に持ち越された。
通算11アンダー暫定2位タイにディフェンディング・チャンピオンのブラント・スネデカー(米/13ホール終了)とニック・ワトニー(米/8ホール終了)が続いているが、すでに“タイガーの勝利は決まったようなもの”という雰囲気が会場に漂っている。
「ショットが良かった。思った通りに打てている。それにケガでフルショットの練習ができなかったときに集中してやったショートゲームの成果がここに来て出ている」と安定したゴルフで期待通りのプレーを披露したタイガー。最終ラウンドの4番パー4ではティーショットを右のラフに曲げ、目の前に立ちはだかる木を避けてグリーンを狙うスーパーショット。グリーンの外から直接カップに沈めるチップインバーディを奪う見せ場を作った。
勝てばシーズン初、ツアー通算75勝目。今大会7勝目で2008年の全米オープンを含めるとトリーパインズでの勝利を『8』まで伸ばすことになる。「まだゴルフは残っている」と気を引き締めるが勝利まであと一歩だ。
その他ルーキーのロス・フィッシャー(英/9ホール終了)が通算7アンダー暫定10位タイ、リッキー・ファウラー(米/13ホール終了)が通算6アンダー暫定16位タイにつけたが、フィル・ミケルソン(米/9ホール終了)は通算2オーバー暫定72位タイに低迷中。
石川遼は予選ですでに姿を消している。
ファーマーズ インシュランスオープン放送予定
http://www.golfnetwork.co.jp/guide/pga/logs/2013-0124.html