タイガー、完全復活へ 得意のコースで通算75勝目を達成!
2013年1月29日(火)午前10:15
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タイガー・ウッズ(米)が得意のコースで今季初優勝、完全復活の証であるメジャー15勝目に向けて粘り強さと貫禄を見せた。
米男子ツアー今季第4戦、ファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間28日、カリフォルニア州サンディエゴ郊外のトリーパインズGC、サウスコースを舞台に日没のためサスペンデッドとなった最終ラウンドの残りの競技を行い、単独首位からスタートしたタイガーが逃げ切りでツアー通算75勝目を挙げた。
全米オープンを含めて過去、トリーパインズで7勝を挙げているタイガー。2位に6打差の通算17アンダーでこの日を迎えたタイガーだったが、スローなペースとギャラリーのマナーに苦しめられた。それでも集中力を切らすことなくプレーを続け、13番を終えてまでに4つのバーディーを奪った。
だが、毎ショット待たされるスローペースで集中力が切れたのか、終盤に入ってペースを崩す。14番でバンカーからボギーを叩き、15番ではティーショットを大きく左に曲げてダブルボギー。17番でもボギーと上がり5ホールで4つスコアを落としたが、それでも通算14アンダー。2位タイに入ったブラント・スネデカー(米)、ジョシュ・ティーター(米)に4打差をつけ圧勝を飾った。
「上がりはちょっとひどかったね。スローなプレーに忍耐力、集中力がなくなり始めてしまった」と苦笑したタイガー。タイガーの通算勝利数はこれで『75』となり、サム・スニード(米)がもつツアー最多勝利数82勝まであと7つに迫っている。4月のマスターズでメジャー15勝目を目指すタイガーにとって幸先のいい米ツアースタートとなった。
地元出身のフィル・ミケルソン(米)は2アンダー70で回ったものの、前日までの不調が響き通算イーブンパーで51位タイに終わった。
尚、石川遼は予選ですでに姿を消している。
ファーマーズ インシュランスオープン放送予定
http://www.golfnetwork.co.jp/guide/pga/logs/2013-0124.html