連覇のかかる片山 藤田は2週連続V狙う!
2014年10月1日(水)午後0:59
国内男子ツアーのトップ杯東海クラシックは2日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースを舞台に開幕。45回目を迎える歴史ある大会に、今年から地元名古屋の企業が特別協賛として加わり新たな歴史をスタートさせる。
昨年大会を制したのは片山晋呉(当時はコカ・コーラ東海クラシック)。星野英正、冨山聡との三つ巴のプレーオフを制しての5年ぶりの勝利に「自分が一番待っていましたからね。しかも、三好でっていうのは僕にとって最高の1ページになると思う」と声を弾ませていた。
今年はもちろん連覇を狙うことになるわけだが、ただ一つシーズン序盤に発症した頸椎の椎間板ヘルニアの具合が気がかりだ。7月にはあまりの痛みで動くことが出来ず、救急搬送を要請したほど。8月のKBCオーガスタでようやく復帰を果たしたが、58位タイと決して満足のいく結果とはならなかった。
それでも前週のダイヤモンドカップでは、優勝争いに加わって久しぶりのトップ10フィニッシュ(9位タイ)。未だ腰の不安は消えず「初日にティーグラウンドに立てること」が目標という状態だが、思い出の地で元気な姿を見せることが出来るか。予選ラウンドでは小田孔明、宮里優作とのペアリングが決まっている。
また、前週のダイヤモンドカップで今季3勝目を飾り、賞金ランキングトップに浮上した藤田寛之も当然優勝候補筆頭だ。「40代は曲がり角に差し掛かる年だけど、ダイヤモンドカップの名前のようにこれからも輝きたい」と語った45歳が2週連続優勝となれば、一気に2年ぶり2度目の賞金王が現実味を帯びてくる。
その藤田に賞金ランクで追い越された小田(現在2位)、岩田寛(同3位)は再逆転を狙ってくるだろう。今年も激戦必須! 果たして大会を終えて最後に笑っているのは誰だ?