小田孔明が単独首位に! 松山は10位タイ浮上
2013年9月20日(金)午後6:34
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国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントは20日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日首位と1打差の2位タイからスタートした小田孔明が4アンダー68をマークして、通算10アンダー単独首位に躍り出た。
インスタートの小田(孔)は12番でバーディを先行させると、15番でも1打伸ばし3アンダーで前半を折り返す。後半は一転バーディ、ボギーが交互にくる一進一退の展開が続いたが、最終9番をバーディとしてリーダーボードの最上段につけた。今季小田(孔)が全ラウンドを通じて1位に立ったのはワンアジアツアーとの共催で行われたタイランドオープン第1ラウンドと、国内初戦の東建ホームメイトカップ第1ラウンド。その時はいずれも2日目以降に崩れているだけに、決勝ラウンドではそれを覆して今季初Vといきたいところだ。
初日単独トップに立った片山晋呉は、出だしの10番でいきなりボギーを叩いたが、13番でバーディを奪い返すと、その後持ち直し2アンダー70でフィニッシュ。順位こそ1つ下げたが、小田(孔)と1打差の通算9アンダー単独2位で2日目を終えている。
また、ディフェンディング・チャンピオンで昨季賞金王の藤田寛之も魅せた。アウトスタートの前半こそスコアを伸ばすことが出来なかったが、12番パー5でイーグル奪取に成功すると、その後2つスコアを伸ばし3アンダー69。通算8アンダーで前日の4位タイから単独3位に順位を上げた。
初日首位と5打差の26位タイとやや出遅れた感のあった松山英樹は、前半で4バーディ(1ボギー)を奪って一気にランキングを浮上。後半は1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばすことは出来なかったが、通算5アンダー10位タイと優勝も十分狙える位置につけている。
その他上位陣では、通算7アンダー4位タイに片岡大育、白佳和、金亨成(韓)、通算6アンダー7位タイに手嶋多一ら3人、松山と並ぶ10位タイに平塚哲二、宮里聖志、深堀圭一郎ら。ケガのため今季2戦目の出場となった丸山茂樹は、通算1アンダー45位タイでなんとか予選ラウンドを通過した。一方、大会2勝目を狙った池田勇太は通算5オーバーで3日目以降に進むことは出来なかった。