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ミニツアーのプロがパー4でホール・イン・ワン達成!
2014年7月5日(土)午前11:18
打ったはずのボールが見当たらない。ロストボールか? とがっかりした直後、打球はカップの中で見つかった。パー4でのホール・イン・ワン達成の瞬間だ。
珍しい記録が誕生したのはアメリカのミニツアー(PGAツアーで戦うことを目指し若手が切磋琢磨する場)アロー・クリーク・オープン最終ラウンド(現地時間4日/ネバダ州アロー・クリークCC)のこと。
カリフォルニア出身でプロに転向したばかりのタイラー・レイバー(米)という選手が17番、279ヤードのパー4で放ったティショットがカップに飛び込みホール・イン・ワンをマークしたのだ。
「打球がピンに当たった音がしたけれど、球の行方は見えなかった。皆でグリーン周りを探しまくったけれど(球が)見つからず、最後と思ってカップをのぞいたらそこにボールがあって…。信じられなかったよ! こんなこと初めてだ」と興奮醒めやらぬレイバー。
PGAツアーでは2001年のFBRオープンでアンドリュー・マギー(米)がパー4でホール・イン・ワンをマークしているが、1ホールでマイナス3はそれ以来。それだけにレイバーの快挙はミニツアーでの出来事ながら「大ニュース」として全米を駆け巡った。
試合結果の方は3人でのプレーオフに進出したものの、レイバーは優勝ならず。2位タイに終ったが、優勝したクレイグ・バーロウ(米)以上に注目を集めていた。