新選手会長の池田勇太がアジアンツアーに“選手”と“外交官”の2つの顔で乗り込む。

　現地時間21日に開幕するアジアンツアー、ザイカバー・ミャンマー・オープン（ミャンマー、ロイヤル・ミンガラドンG＆CC）に出場する池田は16日に東京ビッグサイトで行われたジャパンゴルフフェアに出席、18日には成田空港から出発という多忙な日程のまま現地入りした。

　今大会出場の裏には別な目的もある。地元ミャンマー出身で同ツアー会長のチラ・ハン氏とのミーティングがそれだ。会議では「今後どうやって一緒にやっていくか」を話し合うことになるようだ。

　もちろん“本業”であるプレーについても気合十分で、アジアンツアー初優勝で景気をつけようと意気込んでいる。

　その他日本勢では、平塚哲二、市原弘大、小林正則、塚田好宣、北村晃一、中里光之介が出場。アジアンツアーでの経験豊富な平塚、小林、市原、塚田らはもちろんのこと、今季はQスクール・ファイナルステージ（最終予選会）を突破してフル参戦権を獲得している北村も含めて、シーズン早々の活躍に期待したい。