松山、全英切符獲得へ首位タイ発進!
2013年3月1日(金)午前10:14
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松山英樹が全英オープン出場に向けて最高のスタートを切った。
全英オープン(現地時間7月18?21日/スコットランド、ミュアフィールド)の出場権をかけた全英オープンインターナショナル・ファイナル・クォリファイ(IFQ)アジアは現地時間2月28日、タイのアマタスプリングスCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。2011年マスターズローアマの松山は6アンダー66でプレーして、シディクール・ラーマン(バングラディシュ)と並ぶ首位タイに立った。
この日の松山は8バーディ、2ボギー。積極的に攻めて好位置につけた。昨年大会では最終日の上がり3ホールで6打落として出場権を逃した。さらに、アジアアマチュア選手権3連覇にも失敗し、マスターズに出られない今年、全英オープンという伝統ある舞台への思いはさらに強くなっている。昨年悔しい思いをした第2ラウンドを乗り越えて大舞台へ。松山はしっかりと地に足をつけて最終日に挑む。
その他の主な選手では、池田勇太、岩田寛が3アンダー69の15位タイ。松山を撃破してアジアアマを制し、オーガスタ行きを決めている14歳のグアン・ティンラン(中)は、小林正則、塚田好宣らとともに1オーバー73で44位タイ、宮里兄弟は兄の聖志が2オーバー74で57位タイ、弟の優作は3オーバー75で66位タイ。矢野東は5オーバー77の70位タイ、平塚哲二は6オーバー78で72位タイと大きく出遅れている。
なお、IFQは、世界5か所で行われており、1月末に豪州が終了。今大会の後は、アフリカ(現地時間3月5?6日/南アフリカ、ロイヤル・ヨハネスブルク&ケンジントン)、米国(現地時間5月20日/テキサス州、グレンイーグルスG&CC)、欧州(現地時間6月24日/英国、サニングデール)でも行われる。