海外男子
悩めるF.カプルス、タイガーを獲るか若手を獲るか?
2011年8月21日(日)午後0:44
- この記事のキーワード
現在ニューヨーク州、ウェストチェスターCCで熱戦が繰り広げられている米チャンピオンズツアーの今季メジャー最終戦、コンステレーションエナジー・シニアプレーヤーズ選手権で単独トップを快走し、今季初勝利に王手をかけているフレッド・カプルス(米)。現地時間21日に行われる最終日は久々の優勝を目指して戦うことになるが、優勝争いとともに彼を悩ませているのが、11月にオーストラリアで開催される米国選抜VS世界選抜のチーム対抗戦ザ・プレジデンツカップ(11月17?20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)のキャプテン推薦の人選だ。
これまでカプルスは「ここ10年間切れ目なく世界のトップに君臨してきたタイガー・ウッズを選びたい」と明言してきた。ところが当のタイガーは先のメジャー、全米プロゴルフ選手権で予選落ちを喫し、今後出場が決まっているのは11月に行われる豪州ツアーのオーストラリアン・オープンのみ。左ヒザとアキレス腱のケガに関して「痛みはない」と回復をアピールするが、プレーオフシリーズ進出を逃したこともあり、今後“復活したタイガー”の姿を披露する場がないのが現状だ。
そんな中、全米プロで25歳のキーガン・ブラッドリー(米)が優勝。だがブラッドリーも現在プレジデンツカップのポイントランク18位で、自力出場を決めるにはポイントが足りない(トップ10の選手のみ自力出場可能)。人気の高いリッキー・ファウラー(米)も同ランク11位と推薦待ちの状態で、実績のタイガーを選ぶのか、勢いのある若手を登用するのか、カプルスの悩める日々は最終決断を下す9月末まで続くことになりそうだ。
「キャプテン推薦の候補は20人くらいいる。誰を選んでも全員が納得するというわけにはいけないだろう」という言葉に実感をこめたカプルスだが、まずは本業のツアーで優勝することが今週末の最優先事項だ。
これまでカプルスは「ここ10年間切れ目なく世界のトップに君臨してきたタイガー・ウッズを選びたい」と明言してきた。ところが当のタイガーは先のメジャー、全米プロゴルフ選手権で予選落ちを喫し、今後出場が決まっているのは11月に行われる豪州ツアーのオーストラリアン・オープンのみ。左ヒザとアキレス腱のケガに関して「痛みはない」と回復をアピールするが、プレーオフシリーズ進出を逃したこともあり、今後“復活したタイガー”の姿を披露する場がないのが現状だ。
そんな中、全米プロで25歳のキーガン・ブラッドリー(米)が優勝。だがブラッドリーも現在プレジデンツカップのポイントランク18位で、自力出場を決めるにはポイントが足りない(トップ10の選手のみ自力出場可能)。人気の高いリッキー・ファウラー(米)も同ランク11位と推薦待ちの状態で、実績のタイガーを選ぶのか、勢いのある若手を登用するのか、カプルスの悩める日々は最終決断を下す9月末まで続くことになりそうだ。
「キャプテン推薦の候補は20人くらいいる。誰を選んでも全員が納得するというわけにはいけないだろう」という言葉に実感をこめたカプルスだが、まずは本業のツアーで優勝することが今週末の最優先事項だ。