タイガーの家を買ってマスターズ連覇に挑むB.ワトソン
2013年3月11日(月)午前11:49
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マスターズ王者ブッバ・ワトソン(米)が“王者の家”を購入した。
フロリダ州オーランド近郊の高級リゾート地、アイルワースにある全盛時タイガー・ウッズ(米)が暮らしていた家がそれだ。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ今季第2戦のWGC-キャデラック選手権(フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル)に出場中だったワトソンは、アイルワースへの引越しについて笑顔でコメントした。
「本当だよ。去年の夏に契約したんだ。来週の木曜日か金曜日に引っ越すつもり。タイガーの家の前にたぶん50軒くらいの家を見た。でも、みんな古いんだ。だからすべて変えることにしたんだ。たぶん元の家は5%くらいしか残らないんじゃないかな」と、楽しそうなワトソン。アンジー夫人は、昨年のマスターズの頃に養子縁組をした長男を連れて、自分の両親とともに現在住んでいるアリゾナ州に戻っている。スコッツデールの家で荷造り中とのことで、家族揃って引越しを心待ちにしている。
ゴルフ場併設のアイルワースには、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、イアン・ポルター(英)、ジャスティン・ローズ(英)らも住んでおり、トッププレーヤーにとって最高の環境なのは言うまでもない。
同様にプロが多く住むレイクノナ、アイルワースなどの4チーム間で行われるゴルフ場対抗選手権タビストック・カップ(現地時間25、26日/フロリダ州、アイルワースCC)に出場する気満々のワトソン。その2週間後には、いよいよ今季メジャー初戦のマスターズ(4月11?14日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)が開幕。新しい生活を武器にマスターズ連覇を目論むワトソンから目が離せない。