タイガーが賞金ランク、フェデックスランクでも2位浮上!
2013年3月12日(火)午前11:31
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世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ今季第2戦のWGC-キャデラック選手権を制し、往年の強さを取り戻しつつあるタイガー・ウッズ(米)が、世界ランキングに続き賞金ランキングとフェデックスポイントランキングでも2位に浮上。米男子ツアーの主役の座を奪還しようとしている。
メジャーで最後に勝った2008年全米オープン以降、翌2009年こそまずまずの成績を残していたタイガーだったが、その後は故障とスキャンダルにより低迷。メジャー優勝から遠ざかっただけでなく、世界ランクNo.1の座からも転落する苦しい日々を送っていた。
昨年3勝を挙げてようやく復活の気配を見せていたが、まだまだ自他共に不満が残る状態が続いていた。だが、今季米ツアー初戦となったファーマーズ・インシュランス・オープンで優勝すると、キャデラック選手権では並み居るライバルたちを尻目に貫録の勝利。世界ランクでも首位のローリー・マキロイ(北アイルランド)との差をジワリと縮めた。
さらに獲得賞金でも4試合通算267万1,600ドル(約2億5,820万円)として、同ランク首位のブラント・スネデカー(米)から18万8,320ドル(約1,820万円)差の2位へと躍進。加えてフェデックスポイントランクでも、同じくトップのスネデカーに177ポイント差の2位に浮上したのだ。
タイガーほどのスーパースターはその後誕生しておらず、一度は失墜したとはいえ、やはりタイガーはヒーローだ。ファンや関係者、そしてライバルたちまでもが待ち望んでいた男が、完全復活するのはもはや時間の問題だ。