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タイガー優勝でハネ上がった視聴率
2013年3月13日(水)午前11:29
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やはりタイガー・ウッズ(米)はスーパースターだった。
タイガーが完全優勝し、王者復活を思わせた世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ今季第2戦、WGC-キャデラック選手権は『NBC』が中継したが、その視聴率は4.4%(米国視聴率調査会ニールセン調べ)。これはタイガーが勝った2006年の同大会以来の高い数字で、視聴者数に換算すると約500万人が見たことになる。
もちろんタイガーだけでなく、上位陣にビッグネームが多かったこともある。スティーブ・ストリッカー(米)のチャージや、最終組でタイガーと一緒にプレーしたグラエム・マクドウェル(北アイルランド)の活躍。フィル・ミケルソン(米)も好位置につけ、世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)も最終日にまくって今季初めて存在感を示した。アダム・スコット(豪)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)の人気者たちも頑張っていた。それでもやはりタイガーが初日から首位を快走していたことがファンを惹きつけたのは間違いない。
ちなみにこの“4.4%”という数字は、ラスベガスで行われ『FOX』が放送したNASCARのスプリントカップのそれと並ぶもの。やはり米男子ツアーにとって、タイガーの活躍は必須だということを誰もが改めて感じることとなった。