C.シュワーツェル単独首位発進! タイガー27位タイ、石川は72位タイ
2013年5月31日(金)午前10:33
チャール・シュワーツェル(南ア)が、ジャック・ニクラウス(米)がホストを務める米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメント第1ラウンド(現地時間30日/オハイオ州、ミュアフィールド・ビレッジGC)で単独首位に立った。
10番からスタートしたシュワーツェルは11番でバーディを奪ったが、13番で3パットボギー。この後、パターの握り方をチェンジした。以前、やっていたように右手人差し指をシャフトの下に添えるようにするグリップに戻したら次の14番でバーディが来た。ここから一気に4連続バーディを奪い、後半も4番から4連続バーディを奪うなどして7アンダー65。感覚どおりにラウンド中にグリップを変えたことが功を奏しての首位発進だ。「グリップを変えてから本当によくなった」と笑顔で2日目以降もこれをキープするつもりでいる。
1打差の単独2位でスコット・ピアシー(米)が追走し、さらに1打差の3位タイでチャーリー・ウィー(韓)、ジョシュ・ティーター(米)、ラッセル・ヘンリー(米)、カイル・スタンレー(米)の4人が追っている。
また、今大会と同じ舞台で開催されるザ・プレジデンツカップ(10月3?6日)で米国チーム主将に選ばれているフレッド・カプルス(米)が、2アンダー70でプレーして13位タイと好スタート。同じ組でプレーして1アンダー71の27位タイだった同大会5勝で世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(米)、キーガン・ブラッドリー(米)を終始圧倒した。
史上最年少の14歳でマスターズに出場したアマチュア、グアン・ティンラン(中)はイーブンパー72で回って41位タイ。アーニー・エルス(南ア)、アダム・スコット(豪)、ルーク・ドナルド(英)の3人は1オーバー73で58位タイ。日本勢唯一出場の石川遼は、5番パー5のセカンドをクリークに打ち込むなどショットが定まらず、4ボギー(2バーディ)を叩いて2オーバー74の72位タイで初日を終えている。
一方、世界ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は6オーバー78の乱調で107位タイと大きく出遅れた。