デビッド・フロスト（南ア）が最終ホールをイーグルで締めて今季初Vに王手をかけた。

　米チャンピオンズツアーの東芝クラシックは現地時間16日、カリフォルニア州のニューポートビーチCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。今季出場3試合すべてでベスト10入りを果たしているフロストが5アンダー66をマークし、通算13アンダーまでスコアを伸ばし単独首位の座をキープした。

　1打差の単独2位にフレッド・カプルス（米）が続き、通算8アンダー単独3位にジム・ギャラガーJr.（米）。ジェイ・ハース（米）がスコット・ホーク（米）やボブ・ツウェイ（米）らと並び、通算7アンダー4位タイにつけている。

　最終18番をカプルスと首位（通算11アンダー）に並んで迎えたフロストは、そこで起死回生のイーグル奪取に成功。そのホールでバーディ止まりだったカプルスに1打差をつけ初日からの首位を守り抜いた。もしフロストが勝てば昨季のAT＆T選手権以来のツアー通算4勝目を達成することになるが、果たして最後に笑うのは誰か？

　ちなみに、2年連続賞金王を狙うベルンハルト・ランガー（独）はこの日奪ったバーディがわずかに1つ。残りはすべてスコアカード通りのプレーでフラストレーションの溜まる展開となり、通算5アンダー11位タイに後退している。