タイガー、完全復活に向けてベイヒルに登場!
2013年3月21日(木)午前11:45
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公私ともに好調のタイガー・ウッズ(米)が得意の舞台で8度目の大会V&連覇を狙う。
現地時間21日開幕の米男子ツアー、アーノルド・パーマー招待は、タイガーがこれまでに2000年から03年までの4連覇を含めて過去7勝している得意コース、フロリダ州ベイヒルC&ロッジがその舞台。アマチュア時代から寵愛を受けてきた御大アーノルド・パーマー(米)がホストを務め、マスターズ前にここで優勝するというのが、全盛期のタイガーのパターンだった。09年以来スランプに陥っていたタイガーが復活優勝を飾ったのも昨季のこの大会。今季はすでに2勝を挙げており、久々に活力溢れる姿でベイヒルに戻ってきた。不安だったパッティングも親友スティーブ・ストリッカー(米)のアドバイスで開眼。WGC-キャデラック選手権で完全優勝を果たしたことで自信も取り戻してきている。
また、ゴルフ以上に元気になる理由もある。大会前に新恋人と噂されていたアルペンスキーヤーのリンゼイ・ボン(米)との2ショットをフェイスブック上で公開し、堂々の熱愛宣言をしたばかりだからだ。09年末のスキャンダル発覚から前妻エリンさんとの離婚後、タイガーは寂しいプライベートを送ってきた。あまりにも次々に出てきた女性スキャンダルで評判はガタ落ち。スポンサーが次々に離れていったこともあり、女性関係が表沙汰になることはほとんどなかった。あるとすれば別れた子供たちと会ったことが話題になったり、前妻との復縁の噂が飛び交う程度。そんな中で昨年末にボンとの噂が噴出したのだ。
これまでお互いの関係を肯定も否定もしなかった2人だが、ボンのワールドカップシーズン終了を待つように「友達から恋人に発展した」ことを公表。2ショット写真4枚をアップしている。
マスターズで08年全米オープン以来となるメジャー15勝目を目指すタイガーにとって、どうしてもとっておきたいのが今大会。タイガーの雄叫びが再びベイヒルに響き渡る時、いよいよ完全復活へのカウンドダウンが始まる。
予選ラウンドではタイガーと同組となったアーニー・エルス(南ア)、ジャスティン・ローズ(英)、6週間ぶりの戦線復帰となる現在フェデックスポイントランキング、賞金ランキングトップのブラント・スネデカー(米)も出場。フィル・ミケルソン(米)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ブッバ・ワトソン(米)、ビル・ハース(米)、ウェブ・シンプソン(米)、石川遼らも参戦し、御大パーマーの祝福目指して激戦を展開する。