連覇を狙うF.カプルス 元気なルーキーたちも出場
2013年3月22日(金)午前11:18
1992年のマスターズ王者、フレッド・カプルス(米)が、米チャンピオンズツアーのミシシッピーガルフ・リゾート・クラシック(現地時間22?24日/ミシシッピー州、フォールンオークGC)で連覇に挑む。
若いころは“ブンブン”のニックネームで知られる飛ばし屋で、その後、腰痛を抱えながらもメジャータイトルを獲った実力者もすでに53歳。チャンピオンズツアーでは、カプルスが出場するか否かでギャラリー数が大きく違うほどの人気者だ。腰の具合と相談しながらとあって出場試合数は多くないが、今季はこれまで2試合に出場していずれもトップ5入り。先週の東芝クラシックでは単独2位に入っており、まずまずの状態で現地入りしている。
昨季大会は、残り4ホールで2打差の単独首位に立ちながら、15番、17番でボギーを叩いてマイケル・アレン(米)に並ばれてしまった。だが、難易度の高い最終18番でティーショットをフェアウェイど真ん中に運ぶと、セカンドショットをピンそば約2.5メートルにピタリ。これを沈めて見事優勝を飾った。3週間後には大一番であるマスターズ(4月11?14日、ジョージア州、オーガスタナショナルGC)も迫っているとあって、まずはここで連覇を果たして勢いをつけたいところだ。
その他、ロッコ・メディエート(米)、スティーブ・エルキントン(豪)、バート・ブライアント(米)のルーキートリオも元気いっぱい。特にメディエートは今季3戦に出場し、そのすべてでトップ10フィニッシュ(優勝、5位タイ、6位タイ)と今後のツアーを席巻しそうな勢いを見せている。はたして開幕戦以来の優勝となるだろうか。
昨季の雪辱を期すアレン、ベルンハルト・ランガー(独)、マーク・オメーラ(米)ら実力者たちも参戦。激戦を繰り広げる。