昨季シニアPGA選手権覇者の井戸木鴻樹が日本に一時帰国、日本シニアツアーの「?シニアを元気に!!? ＫＹＯＲＡＫＵ ＭＯＲＥ ＳＵＲＰＲＩＳＥ ＣＵＰ２０１４」（9?11日／三重県、涼仙ゴルフ倶楽部）に出場する。

　安定したショットと驚異のパッティングで、最終日に大逆転劇を演じてシニアPGA選手権を制した感動から早くも1年。その後は出場権を得た米チャンピオンズツアーと日本シニアツアーを行ったり来たりしながら戦いを続けているが、なかなか結果が出ないのが実情だ。

　前週も米チャンピオンズツアーのインスペリティ招待に出場したばかりの井戸木が、ディフェンディング・チャンピオンとしてシニアPGA選手権（現地時間22?25日／ミシガン州、ザ・ゴルフクラブ at ハーバー・ショアーズ）に臨むのは2週間後。その合間を縫って今週は日本でその雄姿を見せる。

　4月24日に現地で行われたメディアデーでは「目標はタイトルを守ること」と連覇を宣言しており、いつもの“ドッキースマイル”は相変わらず。飛ばないが曲がらない持ち前のショットにパッティングさえついてくれば怖いものはない。

　他のシニアの実力者たちも出場する今大会だが、大事なメジャーの前に結果を残すことは出来るか!?