海外男子
タイガー、不満の残る内容で27位タイ
2013年5月31日(金)午後0:24
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大会6勝目、そして連覇がかかる米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメント第1ラウンド(現地時間30日/オハイオ州、ミュアフィールド・ビレッジGC)で、タイガー・ウッズ(米)がジェットコースター並みに出入りの激しいプレーを繰り広げた。
アウトスタートのこの日は、3番でボギーが先行したものの、すぐさま6番、8番のバーディでフォロー。11番のバーディで一時は2アンダーとしたが、その後もバーディが出てもボギーが続く展開で1アンダー71。単独首位のチャール・シュワーツェル(南ア)に6打差の27位タイとやや不満の残る内容になってしまった。
「ショットの割にはスコアにならなかった。すごくいいショットが打てたのに、パットが全然入らなかった。明日はもっとパットが入ることを祈るよ」と苦笑したタイガー。「やっぱり下りのパットが残るから上にはつけたくない。狙ったスポットに打っていかなくちゃいけないんだ。でも、今日はそれが今ひとつだった」と振り返った。
この日はコンディションのいい早い時間にスタートしたシュワーツェルが7アンダー65で単独首位に立っているが、タイガーの2日目のスタート時間も早い。「確かに早い時間はグリーンがよりスムースだ。明日上位に食い込めればいいね」と世界ランキングNo.1の男は得意コースでの大会6勝目に向けて、静かな闘志を燃やしていた。