青木、樋口がジュニアーゴルファー育成財団の理事に
2013年3月25日(月)午後6:32
3月25日、都内ホテルに於いて『一般財団法人 ジュニアゴルファー育成財団』設立の記者発表会が催され、同財団の理事に就任した青木功、樋口久子らが出席した。
4月1日に正式に設立の同ジュニアゴルファー育成財団。背景には青少年を取り巻く社会環境の変化、屋外で活動する機会や時間が減少している事への懸念がある。青少年の心身の健やかな成長の支援のため、フェアプレーの精神を重んじるゴルフを広く普及させ、ゴルフを通じて公平さと協調性を学び、さらに自立心・自己責任・忍耐・決断の精神を養うことの推進を目的としている。
同財団は(株)オリンピアの創業者で会長の石原昌幸氏が設立者・ファウンダーとなり、(株)平和 相談役の石橋保彦氏が理事長を務める。平和は2011年に全国127コースのゴルフ場を抱えるPGM ホールディングスを連結子会社化しており、設立の背景にはそんなきっかけもあったようだ。
活動内容は主に3つ。「ジュニアゴルファー育成団体への助成金」「ジュニアゴルファーへの奨学金助成」「地域教育機関・学校法人等への用具の寄贈」で、初年度は1億円の資金を元に活動予定。5月初旬に開設予定の同財団ホームページ等で、情報公開・募集を開始し、助成先や寄付先を決定していくとのこと。
同財団の理事となった青木は「プロを育てるというのではなく、ゴルフを通じてエチケット、マナー、挨拶など学び、いい社会人を育てたい」と話し、また樋口は「十数年前にキッズゴルフを立ち上げ、当時のジュニアがプロになり優勝しており、きっかけ作りができたのが良かったと思っている。時間はかかるが、ゴルファーを増やしていくのが使命」と意気ごみを語っていた。