タイガーのホスト大会がスポンサー探し
2013年7月4日(木)午後0:25
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タイガー・ウッズ(米)がホストを務める恒例のビッグイベント、ワールド・チャレンジ(現地時間12月5?8日/カリフォルニア州、シャーウッドCC)のタイトルスポンサーが、5か月前の現在もまだ決まっていない。
1999年から続くこのイベントは優勝賞金も高く、毎年世界のトッププレーヤーたちが集結する。その収益は、タイガー・ウッズ・ラーニングセンターという施設と、今は亡きタイガーの父の名を冠したアール・ウッズ・スカラシップ・プログラムに寄付され、子供たちの大学進学を助けるために使われている。これまでに集まった収益金は2,500万ドル(約25億万円)以上。タイガーが大切にしているはそのためだ。
ところが、今年から来年にかけて米男子ツアーの日程が今までと大きく変わる。10月に次のシーズンが開幕を迎え、これまではシーズン終盤に賞金ランク下位選手により来季の出場権を争う場であったフォールシリーズが10月から11月にかけて6戦行われる。その最終戦がワールド・チャレンジの3週前に終了し、2014年の初戦が同イベントの約1か月後に開幕。例年シーズンオフに行われてきたイベントだが、米ツアーの日程変更によりシーズン中という微妙なスケジュールにおかれてしまうことになった。
大会15周年の大切な年とあって、タイガー自身は冠スポンサーなしの自腹でも大会を行うことを宣言しており、実施に不安はない。だが、それでもやはり冠スポンサーがつくことは様々な意味で重要とあって関係者の奔走は続く。