柏原明日架が全国高等学校ゴルフ選手権春季大会を制し、高校チャンピオンに輝いた。

　28日、女子の部の大会2日目が滋賀県の瀬田ゴルフコース・北コースを舞台に行われ、この日3アンダー69でプレーした柏原が通算3アンダーまでスコアを伸ばし、2位タイの堀琴音、永峰咲希の2人に3打差をつける圧勝を飾った。

　柏原は昨年行われたジュニアオープン選手権（16歳以下ゴルフ世界一決定戦）で女子選手ながら男子選手たちを破り見事優勝を果たした実力者。高校王座にも「うれしいですけど、内容に満足はできません」と気を引き締めた。今後は29日開幕の国内女子ツアー、アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIに出場予定。今大会の優勝で6月のニチレイレディス出場権も獲得した。

　東コースで3日間54ホールを戦う高校男子の部は比嘉一貴が通算6アンダーで単独首位。2打差の単独2位で田中大心が追走しており、こちらも最終日（29日）の戦いから目が離せない。

　尚、同時に行われていた全国中学校ゴルフ選手権春季大会は男子（西コース）がプレーオフを制した岡崎錬、女子（西コース）は勝みなみが完全優勝を果たしている。