日本アマチュアゴルフ選手権 33歳塩月が好スタート!
2013年7月10日(水)午前11:37
いまやプロ予備軍が優勝争いをするのが当たり前となった大会で、33歳の塩月純生が好スタートを切った。
猛暑の中で9日、2013年度 日本アマチュアゴルフ選手権競技が埼玉県の東京ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。塩月は初日の予選第1ラウンドを4バーディ、1ボギーの3アンダー67で回り、首位に1打差の単独2位につけた。
出場選手の平均年齢が20代前半と若年化している同大会。今年は20代の選手が39人参戦しているのに対し、30代の選手はわずかに10人という状況だが、塩月はダイエットとトレーニングで体重を調整してコンディションを整えている。
昨年の日本ミッドアマチュアゴルフ選手権で優勝し、日本アマの出場権を得たわけだが、これまで“出場”を目標としていた大会で“それ以上”を狙うことを宣言。予選ラウンドを突破してマッチプレー進出、さらにその先へと気合で挑む。
4アンダー66で単独首位に立ったのはイ・スミン(韓)。昨年大会ベスト16入りを果たし、先月に韓国ツアーでプロ選手を相手に優勝している実力者だ。チュンアン大学に通う19歳はツアー優勝でプロ転向のチャンスをつかんだが、それを見送ってしばらくはアマチュアでのプレーを選択した。
「来年いっぱいはアマチュア選手として国際的な試合に出たい」と、選手としてのプランをしっかり描いている。飛距離も出るが「アイアンが大好き」というだけあって、きっちりとしたコースマネジメントで優勝へと突き進む。
昨年のメダリスト小浦和也は2アンダー68で3位タイ。昨年2位の比嘉一貴は1オーバー71で32位タイとやや出遅れている。
大会は2日間の予選ラウンド(36ホール・ストロークプレー)の上位32人がマッチプレーに進出。日本アマ最強の栄光に向けて激突する。