井戸木、35位タイキープ 尾崎は後退 M.アレンが堅首
2013年7月14日(日)午前10:10
最高峰のメジャーで井戸木鴻樹が粘り強いプレーを続けている。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第3戦、全米シニアオープン(ネブラスカ州、オマハCC)は現地時間13日、第3ラウンドの競技を終了。35位タイで予選をクリアしたメジャー初戦(シニアPGA選手権)の覇者・井戸木は3バーディ、3ボギーのイーブンパー70にスコアをまとめ、通算3オーバーで前日と変わらず35位タイに踏ん張った。
難コンディションの中、上位のスコアは伸び悩み、第2ラウンドで『63』と異次元のゴルフを展開したマイケル・アレン(米)もこの日は2オーバー72。通算8アンダーで依然として単独首位の座は守っているが、メジャー2連勝を狙うケニー・ペリー(米)が6アンダー64の猛攻でアレンを追撃。2打差(通算6アンダー)に迫りフレッド・ファンク(米)とともに2位タイに浮上した。
また、全米オープンチャンピオンの1人、コリー・ペイビン(米)が通算4アンダーで単独4位につけレギュラー&シニアでのダブル全米オープン制覇を狙える位置を確保。通算3アンダー単独5位にルーキーのロッコ・メディエート(米)がつけたが、本命のベルンハルト・ランガー(独)は通算イーブンパーでフレッド・カプルス(米)らと並び18位タイにとどまっている。
井戸木と同じ35位タイで予選をクリアした尾崎直道はショット、パットともに噛み合ず7オーバー77を叩き、通算10オーバーは61位タイへ大きく順位を下げた。