ベルンハルト・ランガー（独）とマーク・ウィービー（米）によるプレーオフが月曜日までもつれ込んだ米チャンピオンズツアーメジャー最終戦の全英シニアオープン。プレーオフが5ホールにまで及ぶドラマティックな展開にファンは心を躍らせたが、それが大会史上最高の合計4万5,575人のギャラリーを記録した。

　これまでの記録はロイヤルトゥルーン（スコットランド）で行われた2008年大会。今年はこの年をおよそ4,000人上回る新記録となった。

　日本勢は、シニアPGA選手権チャンピオン井戸木鴻樹の単独13位が最高位だったが、特筆すべきはその他の4人のうち、倉本昌弘、友利勝良、奥田靖己の3人が現地に乗り込んで最終予選に出場したこと。まだまだ元気なシニアのエネルギーとやる気を若い選手たちも見習いたいところだ。

　今週は、ゴルフの聖地セントアンドリュース オールドC（スコットランド）で米女子ツアー今季メジャー第4戦、第37回 全英リコー女子オープンが開催される。日本勢は宮里藍をはじめ、宮里美香、有村智恵、森田理香子ら過去最多タイの9選手が出場するだけに目が離せない週末になるに違いない。