松山、41位タイと出遅れ… タイガーは3位タイ好発進!
2013年8月2日(金)午前10:10
世界ランキングNo.1のタイガー・ウッズ(米)との同組対決が注目された松山英樹だが、終盤に崩れて思わぬ出遅れを強いられた。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季最終戦でありメジャー前哨戦として位置づけられるWGC-ブリヂストンインビテーショナルが現地時間1日、オハイオ州のファイアーストーンCCを舞台に開幕。松山はタイガーと共に10番からスタートした。12番で6メートルのパットを沈めてバーディを先行させた松山だったが13番でボギー。それでも15番パー3でバーディを奪い返し1アンダーで前半を終えた。一方のタイガーは2バーディ、2ボギー。ここまでは松山が存在感を見せつけていた。
後半も1番をバーディとして2アンダーまでスコアを伸ばしたが良かったのはここまで。上がり4ホールは苦しい戦いを強いられた。6番でティーショットを左に曲げてボギーを叩くと8番もボギー。9番ではダブルボギーを叩いてしまい結局2オーバー72の41位タイで初日の競技を終えた。後半4バーディでプレーして4アンダー66の3位タイにつけたタイガーに実力の差を見せ付けられることになってしまった。
大会8勝目を狙うタイガーは次週にメジャー15勝目がかかる全米プロゴルフ選手権(8?11日/ニューヨーク州オークヒルCC)が控えていることもあり気合十分。松山はその底力に圧倒されるしかなかった。
上位陣では昨季の全米オープン王者ウェブ・シンプソン(米)が6アンダー64をマークして単独首位に立ち、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が1打差の単独2位で追走。タイガーと並ぶ3位タイにはキーガン・ブラッドリー(米)、ライアン・ムーア(米)、クリス・ウッド(英)がつけている。
その他の主な選手ではブッバ・ワトソン(米)、リッキー・ファウラー(米)、ルーク・ドナルド(英)が3アンダー67で7位タイ、今季の全米オープン覇者ジャスティン・ローズ(英)、ザック・ジョンソン(米)は1アンダー69で14位タイ。ローリー・マキロイ(北アイルランド)、小平智がイーブンパー70で19位タイにつけ、全英オープンで勝ったばかりのフィル・ミケルソン(米)は松山と並ぶ41位タイと出遅れた。谷口徹は5オーバー75を叩いて単独69位と苦しい立ち上がりとなっている。
≪WGC - ブリヂストンインビテーショナル放送予定≫
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