全米女子アマ 松原&堀、揃って2回戦敗退…
2013年8月9日(金)午後1:01
アマチュアゴルファー世界一を目指した松原由美、堀琴音の2人だったが、揃ってマッチプレー2回戦で涙を飲んだ。
全米女子アマチュアゴルフ選手権は現地時間8日、サウスカロライナ州のチャールストンCCを舞台にマッチプレーによる決勝トーナメント1回戦と2回戦を行った。
ストロークプレーでメダリストとなり、マッチプレーに駒を進めた14歳の松原は1回戦でビアンカ・マリア・ファブリジオ(伊)を2アンド1で撃破。2回戦では、ローレン・ディアズ-イ(米)を相手に先手を取りながら4ホール目で追いつかれ、必死の戦いを繰り広げた。9ホール目で1ダウンとなると、そのまま逆転することができずに2アンド1で敗退した。
堀は1回戦でケリー・グラッセル(米)に3アンド2で勝利。ミンジー・リー(豪)と対戦した2回戦は、1番のボギーでリードを奪われると、そのまま劣勢が続き、4アンド3の大差で敗れた。
1985年に服部道子が史上最年少(当時)の16歳で優勝して以来となる日本人の大会優勝を狙った2人だったが、惜しくも揃って2回戦負け。だが、松原は地区予選から本戦に出て14歳ながら大会記録タイに並ぶ最少ストロークでメダリストとなる実績を積んだ。
一方、17歳の堀は昨年の世界女子アマチュアゴルフチーム選手権・個人戦8位の成績による出場で2回戦進出。姉の堀奈津佳が今季、国内女子ツアーで2勝するなど活躍を見せており、琴音もそれに続く勢いをのぞかせており、いずれも将来が楽しみだ。