伏兵J.リーガー首位奪取! B.ランガー2位タイ浮上
2013年8月25日(日)午前11:55
昨年の米チャンピオンズツアーQスクール(プロテスト)に滑り込みで合格し、今季はウェブ・ドットコム・ツアー(下部ツアー)とシニアツアー、二足のわらじを履く苦労人ジョン・リーガー(米)が単独トップに躍り出た。
米チャンピオンズツアーのボーイング・クラシック(ワシントン州TPCスノクアルミーリッジ)は現地時間24日、第2ラウンドの競技を終了。この日1イーグル、7バーディ(1ボギー)の猛攻で8アンダー64をマークしたリーガーが通算11アンダーで前日の7位タイから単独首位に浮上した。
ツアールーキーのリーガーは今季ここまで4試合に出場し最高位は3M選手権の14位タイだが、ウェブ・ドットコム・ツアーでは40代になってから2勝を挙げている。3打差の2位タイにメジャーチャンピオンのベルンハルト・ランガー(独)、トム・レーマン(米)ら格上のプレーヤーがずらりと並ぶが、最終日は優勝経験豊富な強者相手にリーガーがどんなプレーを見せるか注目だ。
一方、初日単独首位発進を切り前週のディックス・スポーティンググッズ・オープンに続く2週連続Vを狙うバート・ブライアント(米)は、前日とは打って変わりボギーとダブルボギーを量産して3オーバー73を叩き、通算3アンダー20位タイに後退している。
また日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は出だしからボギーがかさみリーダーボードを後退。9番パー3ではダブルボギーを叩くなど苦しんだが終盤になって、ようやくショットとパットが噛み合い上がり2ホール連続バーディを奪って、何とか2オーバー74にまとめたものの、通算1オーバー48位タイに順位を下げている。