シニアルーキーのロッコ・メディエート（米）がシーズン2勝目に王手をかけた。

　米チャンピオンズツアーのショー・チャリティ・クラシックは現地時間31日、カナダのキャニオンメドウズG＆CCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日トップ発進のメディエートがバックナインで7バーディを奪う猛攻で7アンダー64をマーク。通算15アンダーは、単独2位のボビー・クランペット（米）に2打差をつけ単独首位の座をキープした。

　バックナインで7バーディを奪ったメディエートに対し、2位のクランペットも上がり4連続バーディを奪いバックナインでのトータルバーディ数は『6』。この調子だと最終日も後半にいかにスコアを伸ばすかが勝敗を分ける鍵となりそうだ。

　その他上位陣は、通算11アンダー3位タイにデビッド・フロスト（南ア）、マイケル・アレン（米）、トム・パーニスJr.（米）が並び、通算10アンダー6位タイにジェフ・スルーマン（米）、バート・ブライアント（米）ら4人が続いている。

　一方、シニアPGA選手権の覇者で日本勢で唯一今大会に出場している井戸木鴻樹はバーディ合戦についていけず3バーディ、1ボギーの2アンダー69止まり。それでも前日より8ランクアップの通算3アンダー39位タイにわずかながら順位を上げた。