ロッコ・メディエート（米）が後続に影を踏ませぬ好調なゴルフで大差の勝利をものにした。

　現地時間9月1日に行われた米チャンピオンズツアーのショー・チャリティ・クラシック（カナダ、キャニオンメドウズG＆CC）最終ラウンド。シーズン2勝目を狙うシニアルーキーのメディエートは単独トップからスタートすると1イーグル、6バーディ（1ボギー）の7アンダー64の好スコアをマーク。通算22アンダーまでスコアを伸ばし、逃げ切って優勝を飾った。単独2位に食い込んだトム・バイラム（米）とは実に7打差。新設トーナメントの初代チャンピオンに相応しい圧勝だった。

　2位以下は接戦。単独2位のバイラムに1打差3位タイにダフィ・ウォルドルフ（米）とカーク・トリプレット（米）が入り、通算13アンダー5位タイにスコット・ホーク（米）、マイケル・アレン（米）ら。かつて“ジャック・ニクラウスの後継者”と騒がれながらレギュラーツアーで1勝しか出来なかったボビー・クランペット（米）も最終日にスコアを伸ばせず通算13アンダー5位タイに終わり、シニア初Vはお預けとなった。

　日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は持ち前の正確なショットがブレてチャージは不発。2バーディ、2ボギーのイーブンパー71と平凡なスコアで通算3アンダーは前日の39位タイから59位タイに順位を下げ3日間の競技を終了している。