松山が五輪に熱視線!「日本でやって欲しいです」
2013年9月4日(水)午前11:23
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松山英樹が久々に国内男子ツアーに登場する。
全英オープンからの海外5連戦や国内ツアーの試合数が少なかったこともあって、5日開幕のフジサンケイクラシック(山梨県、富士桜カントリー倶楽部)は松山にとって7月の長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント以来、約2か月ぶりの参戦となる。全米オープン10位タイ、全英オープン6位タイとメジャーの舞台で実力を発揮して、少ない試合数で来季の米ツアー出場権を獲得した松山の姿が見られるチャンスとあってファンには楽しみな大会だが、今週松山本人は心待ちにしていることがある。
現地時間7日(日本時間8日早朝)に迫った2020年の五輪開催地決定がそれだ。トルコのイスタンブール、スペインのマドリードとともに立候補している東京がもし選ばれれば、ゴルフの開催地は霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)となることが内定している。霞ヶ関カンツリー倶楽部は松山にとって2010年アジア・アマチュア選手権で優勝し、マスターズ初出場を決めた大切な場所。つまり、世界に羽ばたくきっかけをつくった地でもある。それだけに「(五輪を)日本でやって欲しいです」という言葉にはたくさんの意味が込められている。
予選ラウンドでは、日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills優勝の小平智、永久シード選手の片山晋呉と同組となった。久々の国内ツアーで果たしてどのようなプレーを見せてくれるのか。世界での経験を経て、一回り大きくなった松山に期待したい。