国内女子ツアーの今季第2戦 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップは15日、高知県の土佐カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位タイスタートの宋ボベ（韓）が1アンダー71にスコアをまとめ通算4アンダー単独首位に躍り出て、2009年ミズノクラシック以来のツアー通算4勝目に王手をかけた。

　一方、宋と同じ首位タイから出た藤本麻子は単独トップで前半を折り返すも、14番でボギーを叩き2バーディ、2ボギーのイーブンパー72でホールアウト。スコアは変わらず通算3アンダーのままだが、1打差の単独2位で最終日を迎えることになった。

　また、横峯さくらが1アンダー71で通算2オーバー18位タイにつける中、12位タイから出た昨季賞金女王の森田理香子は2バーディ、5ボギーの3オーバー75と崩れ、木戸愛、佐伯三貴らと並ぶ通算4オーバー32位タイに後退している。

　その他注目選手は、首位と2打差の3位タイにツアー1勝の一ノ瀬優希、この日のベストスコア5アンダー67をマークした酒井美紀とウェイ・ユンジェ（台）、2010年、11年賞金女王のアン・ソンジュ（韓）、葭葉ルミ。前週2位タイに入った斉藤愛璃、ディフェンディング・チャンピオンの全美貞（韓）、17歳の森田遥（高松中央高校3年生）の3人が通算1アンダー8位タイに続いている。ツアー5勝のイ・ボミ（韓）は通算イーブンパー11位タイにつけた。

　尚、上田桃子、比嘉真美子、堀奈津佳は予選通過を逃している。