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国内男子

松山が三つ巴プレーオフ制し今季3勝目! 谷原ら2位タイ

2013年9月8日(日)午後4:29

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 国内男子ツアーのフジサンケイクラシックは8日、山梨県の富士桜カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。単独首位でスタートした松山英樹が2つスコアを落とし通算9アンダーで谷原秀人、パク・エスジェイ(韓)に並ばれるも、3人によるプレーオフを制して今季3勝目を飾った。

 前日後続に4打差をつけ単独トップに躍り出た松山だったが、この日は3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー73とスコアメイクに苦しんだ。前半終了時にはパクに、後半には谷原に並ばれて試合は混戦の展開となった。

 松山は16番パー3でグリーン手前の池につかまり痛恨のダブルボギー。それでも続く17番でバーディを奪って再び単独首位に浮上する。最終18番はパクがパーに終わったため、パーセーブで優勝が決まったが、わずかに外してボギー。最終ホールでバーディを奪った谷原とパクとの三つ巴のプレーオフに突入した。

 雨の中行われたサドンデス1ホール目は3人ともパーで決着がつかず。そして迎えた2ホール目、1メートルのバーディチャンスにつけた松山が見事にバーディパットを沈めて優勝賞金2,200万円を手にした。およそ2か月ぶりに国内ツアーに登場した松山だったが、調子が悪いながらもしっかり勝利。6月のダイヤモンドカップゴルフ以来となるシーズン3勝目を挙げて今季の獲得賞金は1億5,194万7,448円に。賞金ランキングでは2位との差を約1億円に広げ、さらなる独走態勢を築いている。

 その他上位陣は、通算8アンダー4位タイに片山晋呉、李亨俊(韓)、通算7アンダー6位タイに横尾要、松村道央が入った。連覇を狙った金庚泰(韓)は通算5アンダー9位タイで終戦。藤田寛之は通算2アンダー20位タイ、池田勇太は通算1アンダー25位タイだった。

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