B.ランガーV逸… E.トレドがプレーオフ制し今季2勝目!
2013年9月9日(月)午前11:08
ベルンハルト・ランガー(独)がまさかの2ダブルボギーで失速する中、今季好調のエステバン・トレド(メキシコ)がケニー・ペリー(米)とのプレーオフを制し、シーズン2勝目を飾った。
米チャンピオンズツアーのモントリオール選手権は現地時間8日、カナダのバレ・デュ・リシュリュー・ベルシェールを舞台に最終ラウンドの競技を終了。トレドとペリーが通算5アンダーで並び決着はプレーオフへもつれ込んだ。サドンデス2ホール目までは共にパーで分け合い、迎えた3ホール目が行われたのは10番パー3。この日、本戦の10番でもバーディを奪っているトレドが再びチャンスをものにしてバーディ奪取に成功。対するペリーはバーディが奪えずパーに終わり、5月のインスぺリティ選手権でも三つ巴のプレーオフを制し、ツアー初優勝を飾ったルーキーのトレドが勝負強さを発揮して2勝目を挙げた。「ボクシングとレディガガ」をこよなく愛すトレドのファイティングスピリットが実った結果だった。
誤算だったのは単独トップからスタートし、シーズン3勝目を目指したランガーだ。序盤の4番パー3でダブルボギーを叩くと、その後まったくパターが決まらず16番で再びダブルボギー。最終18番をこの日唯一のバーディで締めくくったものの、通算3アンダーはデビッド・フロスト(南ア)、マイケル・アレン(米)らと並び4位タイに終わっている。
また日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は最終日も1バーディ、4ボギーとスコアを伸ばせず通算11オーバー66位タイで終戦。帰国前最後の試合で有終の美を飾ることは出来なかった。