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ウォーカーカップ米国圧勝で将来に希望!?
2013年9月10日(火)午後0:00
“アマチュア版ライダーカップ”と呼ばれるウォーカーカップで米国チームが圧勝し、今後に希望をつないでいる。
1922年から行われ、ライダーカップ同様2年に1度開催されている同大会は、英国&アイルランド連合チームと米国チームのアマチュアゴルファーが名誉をかけて対決する歴史ある戦いだ。
今年は現地時間7、8日の日程で、米ニューヨーク州のナショナルGLを舞台に行われ、17対9の大差で米国チームが勝利を収めた。英国&アイルランド連合チームには、8月に全米アマチュアゴルフ選手権を制したマシュー・フィッツパトリック(英)がおり、実力どおり最後のシングルス戦では勝利ポイントを挙げたが焼け石に水。米国は今季、史上初めて全米オープン(ジャスティン・ローズが優勝)、全米アマの2大ナショナルタイトルを英国勢に奪われており、この大会で負けるわけにはいかない状況だったが、何とか面目を施した。
スコットランドのロイヤル・アバディーンGCで開催された2011年の前回大会では、14対12の接戦の末、涙を飲んだ米国チームだが、今大会終了後の対戦成績は35勝8敗1分けと圧倒的な強さを誇っている。
プロの世界では、世界ランクNo.1にタイガー・ウッズ(米)が戻ってきたことが朗報とはいえ、タイガーが不調の間は欧州勢に居座られていた米国ゴルフ界。そんな中、ウォーカーカップの勝利は今後への明るい材料のひとつかもしれない。