タイガー、4年ぶり10度目の賞金王確定!
2013年9月18日(水)午後1:28
- この記事のキーワード
タイガー・ウッズ(米)が4年ぶりとなる米男子ツアー賞金王タイトルを確定させた。
今季の米ツアーは、フェデックスカップポイントランキング30位までの選手だけが出場を許された現地時間19日開幕のフェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権(ジョージア州イースト・レイクGC)で幕を閉じる。
ツアー選手権の優勝賞金は144万ドル(約1億4,000万円)。タイガーは今季すでに840万7,839ドル(約8億3,500万円)の賞金を獲得しており、同ランク2位のマット・クーチャー(米/獲得賞金548万3,208ドル/約5億4,409万円)、同3位のフィル・ミケルソン(米/529万5,793ドル/約5億2,500万円)との差は大きく、2人が最終戦に優勝しても追いつけないのは一目瞭然だ。
タイガーは、ツアーフル参戦1年目の1997年に賞金王に輝いた後、1999年から2002年まで4年連続で同タイトルを獲得。その後も2005年から2007年、2009年とこれまでに9回賞金王タイトルを手にしている。だが、元々出場する試合数が少ない上に、故障やスキャンダルもあってしばらくは低迷が続いていた。昨季は3勝を挙げるも同賞を逃したタイガー。復活イヤーの今年は、本人が最大の目標としているメジャータイトルこそ逃したものの、序盤戦から順調に勝ち星を重ねてこれまでに5勝。賞金王として文句なしの結果を残している。
試合の結果をポイント換算するフェデックスカップポイント導入後、賞金王タイトルの価値が薄れがちという事実もある。同ポイントを最も稼いだ者が手にするフェデックスカップ(年間)王者のほうが重要視されているからだ。だが、タイガーは現在こちらでも首位。最終戦を制しシーズン6勝目で締めて、1,000万ドル(約10億円)のボーナスが得られる年間王者もつかみたいところだ。